「イーサリアム」「ライトコイン」「リップル」「ビットコイン」の代表的な仮想通貨4種類を使ってオンラインカジノへ入金・出金もできる!基本情報、メリットや注意点をしっかりチェックしておこう!
送金・決済・投資等、幅広い取引に使われる「仮想通貨:Virtual Currency(暗号資産:Crypto assets)」。仮想通貨はオンラインカジノの入出金にも利用できる便利な決済サービスのひとつです。
この記事では、「イーサリアム」「ライトコイン」「リップル」「ビットコイン」の代表的な仮想通貨4種類をご紹介します。
オンラインカジノの入出金をスムーズかつスピーディーに行うなら仮想通貨。手数料が安く利用上限額も高いことからオンラインカジノには最適です。仮想通貨を利用したオンラインカジノへの入出金方法も詳しく解説していますので、この機会に仮想通貨を始めてみてはいかがでしょうか?
目次
仮想通貨の基本情報
日本円、米ドルやユーロなどの私たちが普段使用している紙幣や硬貨は政府の法律によって定められた中央銀行デジタル通貨(法的通貨)です。
一方、仮想通貨は英語で「Virtual Currency / バーチャル通貨」と表記されたり暗号資産「Crypto assets」や暗号通貨「Crypto currency/クリプト通貨」表記される事がありますが、基本的に同じ事を指します。いわゆるインターネット上で電子的な決済取引として広く流通する強制通用力を持たないデジタル通貨のことです。
仮想通貨は電子データのみでやり取りされる通貨となっているため、イメージ的には普段皆さんがプレイしているゲーム内の資金や現金に近いでしょう。しかし仮想通貨は日本円や米ドルのようなお金であることに違いはありません。
そんな、仮想通貨の大きなメリットはインターネット上で電子化された暗号通貨であるため、瞬時に現金の送金・決済が行えることです。金融機関を通さずに現金が送金できるので銀行送金と比較して手数料が安く着金時間も最速です。このことからオンラインカジノの入出金にもとても最適な決済であることが分かるでしょう。
仮想通貨にはビットコイン、イーサリアム、ライトコイン、トロン、リップル、テザー、ドージコイン、カルダノ、ネオコインなど約100種類以上の通貨が存在します。
ここではその中でもオンラインカジノで人気の高い「イーサリアム」「ライトコイン」「リップル」「ビットコイン」の4種類の仮想通貨を厳選してご紹介します。
最大手ビットコインについてはこちらのページから → ビットコイン について徹底解説
*その他の決済方法
Sticpay(スティックペイ)について詳しく知りたい方はこちらから
Paytra(ペイトラ)について詳しく知りたい方はこちらから
Muchbetter(マッチベター)について詳しく知りたい方はこちらから
イーサリアムとは?
イーサリアム(Ethereum)はヴィタリック・ブテリン氏により生み出された仮想通貨であり、2021年現在、仮想通貨時価総額ランキングで2位を維持している主要アルトコインのひとつです。通貨表記は「ETH」です。
イーサリアムは仮想通貨そのものを指す言葉ではなく、本来は分散型のアプリケーション(DApps)のことを指します。通貨としての運用を意図するビットコインとは異なり、イーサリアムは基本取引に加えて、様々なアプリケーションプログラムを記録・実行できることから、多くの事業における取引に応用されています。
そんなイーサリアムのメリット・デメリットは発行上限のない仮想通貨であることです。
発行上限がないためマイニング(取引データを承認する作業)によって得られる報酬が減少しにくく、マイナーがマイニングを続ける理由にもつながるため、今後も安定した供給が予想されますが、一方で希少価値が出にくく将来的に価値の下落やインフレになる可能性も考えられます。
基本情報 | 仮想通貨名 イーサリアム(Ethereum) |
ティッカーシンボル | ETH |
発行開始年月 | 2015年7月30日 |
主な利用用途 | 送金 / 決済 / スマートコントラクト |
発行状況 | 発行主体 プログラムによる自動発行 |
発行方法 | 分散型台帳データ管理に必要な計算および価値記録を行う記録者への対価として発行 |
上限発行量 | なし(未定) |
発行可能数の変更 | 不可 |
発行条件 | 15秒につき1ブロックを生成 |
イーサリアムはこんな人におすすめ!
イーサリアムはオンラインカジノへの入出金を含め海外送金をスピーディーに行いたい方に最もおすすめです。
仮想通貨の送金を行うためにはマイニングが必要となりますが、イーサリアムは発行上限がないためマイニングを続けるマイナーも安定しています。さらにマイニング時のブロック生成時間は、ビットコインで約10分、ライトコインで約2.5分と言われていますが、イーサリアムは1回あたり15秒と非常に速く、その分送金・取引をスピーディーに進めることが可能です。
ライトコインとは?
ライトコイン(Litecoin)はチャーリー・リー氏によって2011年にビットコインをベースに開発が開始された仮想通貨であり、2021年現在、仮想通貨時価総額ランキングで15位を記録している主要アルトコインのひとつです。通貨表記は「LTC」です。
ビットコインの欠点を補うことを想定して作られたライトコインは特に決済サービスに特化した仮想通貨となっています。トランザクション(取引)の承認を行う際のブロック生成速度はビットコインの約4倍の速さを誇っており、日常的な決済を高速かつスムーズに行えるメリットがあります。(ビットコインのブロック生成速度1回10分、ライトコインのブロック生成速度1回2.5分)
一方、デメリットとなっているのはビットコインの価値に左右されやすいことです。一般的にアルトコインはビットコインの価値を受けやすいことで知られていますが、中でもライトコインはビットコインに似た特性を持っていることから、ビットコインと因果関係があります。
そのためビットコインの価値が上昇することでライトコインの価値も上昇しやすく、反面、ビットコインの価値が下落することでライトコインの価値も下落することが考えられます。
基本情報 | 仮想通貨名 ライトコイン(Litecoin) |
ティッカーシンボル | LTC |
発行開始年月 | 2011年10月7日 |
主な利用用途 | 送金 / 決済 / 投資 |
発行状況 | 発行主体 プログラムによる自動発行 |
発行方法 | 分散型台帳データ管理に必要な計算および価値記録を行う記録者への対価として発行 |
上限発行量 | 約8400万枚(84,000,000 LTC) |
発行可能数の変更 | 可 |
発行条件 | 2.5分につき1ブロックを生成 |
ライトコインはこんな人におすすめ!
ライトコインはビットコインよりも送金・決済のサービスに長けているため、オンラインカジノの入出金をスピーディーに行いたい方、複数のオンラインカジノで取引を行いたい方に最もおすすめの仮想通貨となっています。知名度はビットコインに劣りますが、ライトコインはビットコインのマイニング(採掘)に必要な機材を省き、スピーディーな送金を実現しており、その将来性は多くの決済からも認められています。
リップルとは?
リップル(Ripple)はアメリカに本拠を置くリップル社(Ripple Labs Inc. )によって2012年に初版の提供を開始した仮想通貨であり、2021年現在、仮想通貨時価総額ランキングで6位を記録している主要アルトコインのひとつです。通貨表記は「XRP」です。
リップルの最大のメリットは中央管理の存在により取引・決済時間を大幅に短縮し円滑な取引を可能としていることです。多くの仮想通貨は、中央管理者なしで取引が行えるブロックチェーン技術を使用してマイナーによるマイニング(発掘)によって送金・取引の承認が行われますが、リップルにはブロックチェーン技術は使われておりません。
リップルの取引及び承認は、全て発行元であるリップル社によって行われています。
そしてこれはリップルのデメリットともいえます。リップル社でのみプロジェクトの管理を行っているため、リップル社が破産・倒産してしまった場合、仮想通貨リップルの価値にも大きく影響する可能性が考えられます。
基本情報 | 仮想通貨名 XRP(エックスアールピー) |
ティッカーシンボル | XRP |
発行開始年月 | 2012(初版の提供) |
主な利用用途 | 送金 / 決済 / 投資 |
発行状況 | 発行主体:なし |
発行方法 | 全て発行済み |
上限発行量 | 1,000億枚(1,000億XRP) |
発行可能数の変更 | 可(技術者に限り) |
発行条件 | なし |
リップルはこんな人におすすめ!
リップルは国際送金に特化しているためオンラインカジノへの入金および出金をスピーディーかつ安価で行いたい方に最もおすすめの仮想通貨です。
従来の国際送金は、国際銀行間通信協会(SWIFT / Society for Worldwide Interbank Financial Telecommunication )のルール上、取引の際には多くの時間や高額な手数料が発生していましたが、リップルはリップル・トランザクション・プロトコル(RTXP)によって、「日本円→リップル→ドル」といったシンプルな手順を作ることができるため、1件の送金取引にかかる主要時間は約1秒~4秒程度と最速です。
ビットコインとは?
ビットコイン(Bitcoin)は、2008年にサトシ・ナカモト(Satoshi Nakamoto)と名乗る人物がネット上に公開した論文をもとに、2009年に誕生した世界最初の仮想通貨(暗号資産)です。仮想通貨時価総額ランキングで常にトップを記録している代表的な暗号資産で、通貨表記は「BTC」です。
ビットコインの最大のメリットは低コストで利用できることです。ビットコインは、円やドルなどの法定通貨とは異なり、送金時に金融機関を介さず現金の取引を行うため、金融機関に支払う仲介手数料が発生せず低コストで取引を行うことが可能です。仮想通貨対応型のオンラインカジノの多くで採用されているため非常に使い勝手のよい暗号資産となりますが、ビットコインはブロック生成速度(1ブロック約10分)が他の暗号資産よりも遅く取引に時間がかかるのがデメリットとして上げられます。
基本情報 | 仮想通貨名 ビットコイン(Bitcoin) |
ティッカーシンボル | BTC / XBT |
発行開始年月 | 2009年01月03日 |
主な利用用途 | 送金 / 決済 / 投資 |
発行状況 | 発行主体 プログラムによる自動発行 |
発行方法 | 分散型台帳データ管理に必要な計算および価値記録を行う記録者への対価として発行 |
上限発行量 | 2,100万枚(20,999,999.9769 BTC) |
発行可能数の変更 | 可能 |
発行条件 | 約10分につき1ブロックを生成 |
ビットコインはこんな人におすすめ!
ビットコインは、オンラインカジノ決済を低コストかつスムーズに行いたい方におすすめです。仮想通貨(暗号資産)を導入するオンラインカジノであれば、ライトコイン、イーサリアムなどの暗号資産が採用されていなくても、まず間違いなくビットコインは採用されているので、複数のオンラインカジノの入金・出金を仮想通貨でまとめて管理したい方、ブックメーカーのオンラインカジノをご利用中の方にも最適です。
オンラインカジノへの入出金の流れ
ここではご紹介した「イーサリアム」「ライトコイン」「リップル」「ビットコイン」の中では最も取引の多い「イーサリアム」の仮想通貨を例にして、オンラインカジノに現金を入金する流れと出金する流れを解説します。
利用する取引所:ビットフライヤー(bitFlyer)
利用するオンラインカジノ:カジノエックス
仮想通貨:イーサリアム
仮想通貨ウォレット(ビットフライヤー)に現金を入金~オンラインカジノ(カジノエックス)へ現金を入金
1. ビットフライヤーの入出金画面にて現金を入金する(操作:ビットフライヤー)
2. 取引所や販売所を経由してイーサリアムを購入(操作:ビットフライヤー)
3. オンラインカジノの入金画面でイーサリアムを選択し入金額を入力(操作:カジノエックス)
4. 「QRコード」または「アドレス」を入手(操作:カジノエックス)
5. ビットフライヤーの入出金画面で「イーサリアム」選択後、「送付」の項目へ移動(操作:ビットフライヤー)
6. 「アドレスを登録する」のボタンからオンラインカジノで入手した「QRコード」または「アドレス」を張り付ける(操作:ビットフライヤー)
7. オンラインカジノアカウントへ入金額が反映する
オンラインカジノアカウント(カジノエックス)~仮想通貨ウォレット(ビットフライヤー)に現金を出金
1. オンラインカジノの出金画面でイーサリアムを選択し出金額を入力(操作:カジノエックス)
2. 「QRコード」または「アドレス」を入手(操作:カジノエックス)
3. ビットフライヤーの入出金画面で「イーサリアム」選択後、「預入」の項目へ移動(操作:ビットフライヤー)
4. 「イーサリアムアドレスを取得する」のボタンからオンラインカジノで入手した「QRコード」または「アドレス」を張り付ける(操作:ビットフライヤー)
5. 仮想通貨ウォレットに出金した金額が反映する
オンラインカジノへの入出金手順は多くの仮想通貨共通となっています。他の仮想通貨を保有している方もご一緒に入出金作業を進めてみてくださいね。
最大手ビットコインについてはこちらのページから → ビットコイン について徹底解説!
その他の入出金方法に関してはこちらから → オンラインカジノの入出金方法のすべてをチェック!